狼系王子とナイショの社内恋愛
あとがき
完読ありがとうございました。
ふー、書いててとても楽しかったです!
思い返してみれば、書いている時一番考えていたのは、碧衣の事でも結城の事でもなく、課長の事だったように思います。
課長の魅力が少しでも、どうにかして結城の1/10でも読者様に伝わらないかと。
課長の一体どこを好きになったの?って疑問が残っちゃうと、碧衣に感情移入してもらえないしなーと。
でも私はやっぱり、結城大智みたいな人を書くのが好きなので、課長の魅力は薄まるどころかあまり書けませんでした。
というよりもまず、二股した上他の子妊娠させた男をどうにか魅力的にって話の方が無理なんですが汗。
本当にもう、何やってるんですかね、課長は。
でもフォローを入れておくと、平気で浮気ができるような男ではないので、この先は奥様一筋で幸せな家庭を築くのかと。
というよりも、そうじゃなきゃいけませんね。
この話は、碧衣が物怖じしない性格なので、書いててとても楽しかったです。
そのくせ、一途で路上で泣き出しちゃったりと、課長に関する事だけ乙女になる碧衣のギャップが結城を射止めたのかもしれないなと。
見るからに放っておけない!っていうか弱い子を書くのがどうも苦手な私の書いた作品の中では、碧衣はこれでもその類の女の子だったのかなと思います。
そのへんの危うさが、多少、本当に少しだけ出ていたような……気がしないでもないような。
いつか、そういう危うさだとか脆さを女子目線から見ても、可愛こぶってー!みたいに思われないように書ければなと思います。
でも多分、私自身にその要素がないから難しいかな汗。
それでもいつか書きたいです!
長い話を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
私の趣味にお付き合いくださった皆様に、心から感謝します。
2013.10.06 pinori
※次回作は「甘い愛で縛りつけて」です。
更新始めてますので、よかったら時間つぶしに読んでやってください。