+悪魔の咎め+

18の解禁日






よくよく見れば目の前にいる彼は
傷ひとつも、帰り血さえない

異臭を放つ化物の臭いさえ。



そして───











あの大きくきらびやかな堂々とした翼

私の視界に入った、あの大きな黒い翼は



いったい、



何処に閉まったの─────??













「…なんだ。」



鋭い眼差しは私の心を驚かす。




「……。」


「……。」





そして話は進まない。














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