+悪魔の咎め+





そこから話は進まない


疑問ばかりが私を問う。






「……。」


「……。」





無言も続く。



早く、何かを言って欲しい
もしかすると…私から何かを問うの?



「……。」




きゅっとスカートを握りしめる。







「あの…、」


震えた声は力強く




「…なんだ。」





低い声は滑舌のよい滑らかに喋る

その声に綺麗さに少しドキッとした。






「…いや、あのっ……。」



でも何を話せば良いの?





「……。」









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