+悪魔の咎め+
「っう~!!」
「なんだ?」
「あそこの部屋は入っちゃダメなの!!!」
キーンっといつもより高い声
「お父さんにっ…怒られちゃう…!!」
厳しい父はすぐに私を怒鳴る
口さえも聞いてくれない
「…大丈夫だ。」
「え…?」
「なにも触れてない、ただベットをかりただけだ。」
「それでも…!!!」
「必要な、大事なものには触れてない。これは確かだ。」
そういう問題じゃない…!!
ほんとうにお父さんはっ…
「俺からお前の親父に謝る。だから、安心しろ…俺の責任だ。」
ぽんっと大きな手が頭の上に置かれた。