+悪魔の咎め+
ガタガタ───ガッシャン!!!!───ガンッ!!!
ガチャ───
「お前、少し……どうした?」
「っ…どうしようっ!!」
すがる思いで彼に立ち寄る
「お母さんがっ!刺されたって…!!!」
「…刺された?」
「今…病院からっ…どうしよう……。」
「……。」
身体中が震えだす
こんなこと今までなかった
身内が…ましてや自分の母親が…
「すぐに向かうぞ。」
「えっ…?」
「どこの病院だ。」
スッと立ち上がり私の手をとる
「っ…!!〇〇病院っ!」
口角を上げた
「行くぞ───。」