+悪魔の咎め+





ガタガタ───ガッシャン!!!!───ガンッ!!!



ガチャ───






「お前、少し……どうした?」


「っ…どうしようっ!!」




すがる思いで彼に立ち寄る





「お母さんがっ!刺されたって…!!!」


「…刺された?」


「今…病院からっ…どうしよう……。」


「……。」



身体中が震えだす

こんなこと今までなかった

身内が…ましてや自分の母親が…







「すぐに向かうぞ。」


「えっ…?」


「どこの病院だ。」




スッと立ち上がり私の手をとる




「っ…!!〇〇病院っ!」




口角を上げた






「行くぞ───。」







< 32 / 106 >

この作品をシェア

pagetop