+悪魔の咎め+






何食わぬ顔で彼は私を地面に降ろした



「っ……。」


「なんだお前…だらしない。」


「っ!?…あなたが!」


「ほら、早く行け。病院の中じゃ大丈夫だろう、俺はここで雑魚共を始末しとく。」





っ…この悪魔は……!





「ありがとう、」


「早く行け。」


まだ、おぼつかない足どりだけど
何とか堪えて病院の中へと入った。




「っ…お母さん。」




こんな事件にどうしてっ……

巻き込まれたのっ!!





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