+悪魔の咎め+





「っ…お母さん…お母さんはっ…!」


「まだ、眠ったままです。」


「どうも…私、警察庁の国枝です。」



渋い叔父さんは笑顔を見せず解釈した



「あ、同じく藤田と申します。今回、神乃綾さんの事件に少々不明点がありまして…、」




「あの…少し、少しだけ…出てもらえませんか。」



シューポコッ────



酸素マスクをつけたお母さん

顔には所ふガーゼが貼られ血がにじんでいる




「では…少ししたらお時間を、」


「はい。」


「失礼。」



ゆっくりとドアを閉めた。





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