+悪魔の咎め+





今頃、私に害する化物たちを───


「っ…。」



考えただけで、気分が悪くなる。



あの声や臭い

とても慣れそうにない。



……そして、一瞬だけ見てしまった。





悪魔が

化物たちを殺してる



あの、瞳を。





あの瞳は………









「もう、お時間よろしいでしょうか?」


「ハッ!!───…あ、ごめんなさい。」


「いえ、機が動転してるんですよ。なのに話を聞こうなんて…すいませんね、」


「…いえ、」




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