+悪魔の咎め+
「っ!」
「チッ…めんどくせぇ餓鬼だ。」
ギロリと睨まれるその瞳は苦手
それよりもまず……!!
「そんな場所他の人に見られたらっ…!!」
空中にいる彼は周りの、下の人間を気にしない。
「お前、死ぬのか。」
彼の表情は冷たい
「……だって、」
「あ?」
「っ…私のせいで、お母さんが…周りが」
「……。」
「だったら…私が」
「なら、お前が俺に頼んだのは嘘なのか?」
──嘘?
──お願いっ!!
「あっ…、」
悪魔は無表情に私を見下ろした。