+悪魔の咎め+
『グァァァ!!!!』
『ケラケラケラ』
ドクンッ…ドクンッ…
「……。」
座り込んでいた床に手をつく
ゆっくりと…窓へと
シューポコッ…
ドクンッ…ドクンッ。
少しだけ、少しだけ目を向けよう。
悪魔の戦う姿を
その化物たちに
目を向けよう。
「……っ、」
除きこむように外を覗いた。
──グシャ! サラッ…───
次々へと化物たちは砂化し空気に紛れ消える
あの汚い恐ろしいものが
一瞬だけ綺麗になる瞬間だ。