+悪魔の咎め+
誕生日プレゼント
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「本当にもう大丈夫?」
「大丈夫だって、」
「でも顔色も…もしかして朝御飯食べてないのか?」
「…食べたから。」
彼の食欲はものすごい。
ご飯はすでにすっからかん、
口いっぱいにほおり込む彼の姿は微笑ましかった。
「……。」
朝の気まずさもなくなっていたから
私にとってはものすごく良い時間だった。
「結愛ちゃん?」
「…近い。」
パッと離れごめんと謝る姿はまさに犬
しっぽがぺたんっと下がってる姿がほんとうにあるかのようだ。