+悪魔の咎め+
「でもさ、本当は今日来なくてもいいんだよ?」
「…うん、そうしたかったんだけど…。」
───「行け。」
彼はその一点張り。
…お父さんみたいだったかも?
でも昨日の事件があって、学校来るのは少しおかしいのかもしれない。
だけど…原因は分かってるから。
私が動けばお母さんを刺した化け物に会える。
必ずそいつは周りから攻めてくる、
私の事を…そう良くは思っていないみたい。
「あ、もしかして結愛ちゃんのおじさん帰ってきたの?」
「………え?」