+悪魔の咎め+





「───あの、」


「……。」


「聞いてますか?」


「…私?」



ニコっと笑う顔は少し不気味。





「そう、君。」



金髪の髪型とその制服には見覚えがあった。




「確か…サッカー部の先輩?」


「ん?あぁ…そうそう。」



運動もスポーツもできる彼は人気だ。

だけども、いつもの雰囲気とは違う、




こんなにも───不気味だった?






「ねぇ、神乃結愛ちゃん。」


ズズッ…無意識に一歩後ろにさがる。




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