こっち向けよ





「とりあえず、ゲームしようぜ」



今朝出来なかったことをしてくれるなんて、なんて良い奴なのだろうか。



私がどうしても愁を離したくないのは、私だけのせいじゃないと思う。



「うん!やりたい!マリカー!!!」



愁の前でしか本当の笑顔になれないよ。



そう再確認した。





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