こっち向けよ
「…てか舞、なにしてんの?」
「でんわ!…あ、おはよう。あのさ突然なんだけど、朝と夕ご飯は愁の家で食べていい?」
悩んだ末に強行突破!
バカの鉄則!
つーか悩んだのか?
「…私の日常なの。…ううん、愁は絶対守るし、時任くんをちゃんと考える。」
時任に話しているのに、俺の目を見て言っている。
“そうでしょ?”とでも言いたいよう。
俺は深く頷いた。
場合によっては…どうかな。
俺は舞が基準だし。