再生ゲーム
「綾ちゃーん! ごめんなさいね! お食事の用意が出来たから下りてきて!」


「はぁーい! ゲームもおいで。今度からあの部屋がゲームの大きめのトイレだと思って良いよ。さぁ行こう」


「ワンワン! ワンワン!」


ゲームは美味しそうな匂いに、階段を瞬時に下りた。私は思考を巡らし、一歩一歩ゆっくりと下りる。


呪い……効くのかな? 


りんはお母さんを呪い殺すほどの憎しみを持っていたんだね。
< 189 / 724 >

この作品をシェア

pagetop