再生ゲーム
 立花麻美は、るいのファンクラブ隊長のようなものだ。貴方は私のモノよ。というオーラを毎日のように出している。


――面倒臭いのは嫌いなんだ。るい、私には構わないで。


「俺が誰を気にしようと関係なくない? 麻美は僕のなんなの? 意味が分からないし」


「麻美、るいに嫌われちゃったの? ご愁傷様!」


――井上曜子。こいつもるいが、好きで好きで堪らないらしい。


麻美がヤンキー代表なら、曜子はお嬢様代表だ。茶髪の巻き髪が上品な印象だった。


私は両方から嫌われているのが分かるから、似たようなもので興味が無い。
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