再生ゲーム
「あーちゃん、とっても怖いんですぅ……やっぱり良くないことですよぉ」
あーちゃんは始める前から、既に顔色が青かった。
「晶子。もう諦めな! 麻美、これってルールがあるんだって知ってた?
霊が降りてる最中は絶対馬鹿にしてはいけないんだよ。麻美はすぐにルールを破りそうだよねー? キャハハ!」
「き、気をつけるよ。人間を負かすのは好きだけど、霊はちょっとね……」
はしゃぐ美里、緊張する麻美。そんなメンバーを放って置き、文字盤をさっさと書き込んでいた。
あ~んの文字や小文字、濁点、数字、ローマ字、YES、NO。とりわけ一番大事なのは『鳥居』だった。この鳥居に霊を呼び出すのだ。
あーちゃんは始める前から、既に顔色が青かった。
「晶子。もう諦めな! 麻美、これってルールがあるんだって知ってた?
霊が降りてる最中は絶対馬鹿にしてはいけないんだよ。麻美はすぐにルールを破りそうだよねー? キャハハ!」
「き、気をつけるよ。人間を負かすのは好きだけど、霊はちょっとね……」
はしゃぐ美里、緊張する麻美。そんなメンバーを放って置き、文字盤をさっさと書き込んでいた。
あ~んの文字や小文字、濁点、数字、ローマ字、YES、NO。とりわけ一番大事なのは『鳥居』だった。この鳥居に霊を呼び出すのだ。