再生ゲーム
「んーちょっとな、猿田と色々あってね。……それでさ、綾に口止めの意味を込めて、お仕置きをしないか?」


「え! どうやって?」


「あいつを犯す……神谷には綾を公園に引っ張ってきて欲しい。そして、この小型カメラで撮影して欲しいんだ」


「るい、きみって奴は……」


ポケットから取り出した小型カメラを、恐る恐る神谷は手の平にのせた。


「お前だってあのことを、ばらされたくないだろう? これ以上、他人の耳に入るなんて耐えられないだろう?」


「それはそうだけど……綾をどうやって誘き出すの? 僕の誘いじゃ、きっと乗って来ないよ」
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