再生ゲーム
「わ、私怖いから……先に帰るね! ごめんね、じゃあ」
「りさの裏切り者! あぁ、 どうしよう。マジでやばいよ!」
麻美は10円玉から指が外れないよう、片手で腕を押さえた。
りさは慌てて教室から出て行こうとした時、すれ違いざまに神谷の姿が現れた。
「りさ何しているの? 随分遅いね」
「あーびっくりした! 神谷君……今は入らないほうが良いよ。麻美たちがこっくりさんをやっていて、やばい事になってるから。逃げよう!」
「……うん。また、るい関係? ……皆るいるいって、僕のモノだ。渡さない」
「そういうこと! 今、語尾はなんて言ったの? 声が小さくて聞こえなかったよ。早く逃げよう!」
「りさの裏切り者! あぁ、 どうしよう。マジでやばいよ!」
麻美は10円玉から指が外れないよう、片手で腕を押さえた。
りさは慌てて教室から出て行こうとした時、すれ違いざまに神谷の姿が現れた。
「りさ何しているの? 随分遅いね」
「あーびっくりした! 神谷君……今は入らないほうが良いよ。麻美たちがこっくりさんをやっていて、やばい事になってるから。逃げよう!」
「……うん。また、るい関係? ……皆るいるいって、僕のモノだ。渡さない」
「そういうこと! 今、語尾はなんて言ったの? 声が小さくて聞こえなかったよ。早く逃げよう!」