手をつなごう


陽太が構えるのを待って・・・


「かんぱ~いっ!!」

みんなで、グラスを合わせレモンスライスを頬張る。


少し噛んで、ブランデーを口の中に一気に注ぎ込む。


口の中で作るサイドカー!!


ブランデーの薫りは鼻を抜け、焼ける様な刺激は喉の奥に消えていく・・・


くぅ・・・キツイ・・・!!


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