接吻《修正中》
奈々は不服そうに、ふわふわのクッションみたいな苺の家を元の場所に返した。
別に、毎日チャ太郎は俺のベッドの上やソファーの上で静かに眠るから、そんなの要らないんだけど・・・。
なんとなく。
奈々をあのまま、あの場所に置いておけなかった。
「寛久ー!見て、見て見て!わんちゃん用の服あるよー!チャ太郎にも着せてあげようー!」
「いらねえ・・・」
「なんでなんで!絶対これ似合うよ!」
奈々はピンクのフリルが付いた小さな洋服を広げて見せる。
チャ太郎なんてヘンテコな名前にそんなフリフリの服着せられないだろーが・・・。
「・・・買うなら自分で買えよ?」
「・・・や、やめときます・・・」
奈々はシュンッと小さくなると、また元の場所にそれを返しに行く。
馬鹿だ馬鹿だと思いつつ、それが楽しくて仕方ない。
別に、毎日チャ太郎は俺のベッドの上やソファーの上で静かに眠るから、そんなの要らないんだけど・・・。
なんとなく。
奈々をあのまま、あの場所に置いておけなかった。
「寛久ー!見て、見て見て!わんちゃん用の服あるよー!チャ太郎にも着せてあげようー!」
「いらねえ・・・」
「なんでなんで!絶対これ似合うよ!」
奈々はピンクのフリルが付いた小さな洋服を広げて見せる。
チャ太郎なんてヘンテコな名前にそんなフリフリの服着せられないだろーが・・・。
「・・・買うなら自分で買えよ?」
「・・・や、やめときます・・・」
奈々はシュンッと小さくなると、また元の場所にそれを返しに行く。
馬鹿だ馬鹿だと思いつつ、それが楽しくて仕方ない。