君と一緒


side:カイタ


なんだよもー、この二人は!!

「あ!つかカナタてめぇ、おじちゃんいったろ!!」

「さあな。」

「しかも、俺は寂しいとは思ったけど言ってねぇ・・・あ・・・」

「・・・さあな(笑)」

いっちまった・・・しかもしずくの前で・・・

しずくは俺に気を使ってるのかクスクス笑う。



くそ・・・



逆になんかいやだわ。


ふっ・・・

こうなったら。

「この金髪のおじちゃんはな、」
俺はしずくに金髪のおじちゃんの紹介をしてやることにした。
「おい、しずくちゃんは金髪のお兄さんと言ってくれたぞ。」

・・・そんなこと言われたら



続く言葉がないだろ




カナタめ・・・


「俺はカナタ。カイタとは向こうの世界であっている。今日からカイタの友達になってやろうと思った(笑)しずくちゃんもよろしくな。」

ふっ・・・なにをいっている

「お前も俺と会うまでに友達いなかったくせに(笑)」

どうだ、この金ぴかヤロウ・・・

「ふっ・・お前と友達になれるなんて最高だね(笑)まあ、楽しませてもらうよ」

「面白いです(笑)カナタさん(笑)」

な、なんだとー!!


カナタの株が上がっただけじゃん!


カナタがつぶやいた。



「琴音、まだかな・・・」


しずくは驚いた顔をしている。


「えっ、琴音ちゃんの幽霊さんなんですか?」


!?



今思うのは逆に不思議なんだが・・・



なんでしずくには



幽霊が見える?

すると一人の女の子が公園の前で立ち止まった。



目がはれている










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