君と一緒
しずくを今
抱きしめている
心配だって
君の事助けようと思ってるって
伝えたくて
見捨てない
俺は君を見捨てない...
だから信用してほしい
そんな思いを込めてギュっとした
そのまま長いこと抱いていた
しずくが完全に泣きやむまで
こうしていよう。
「...カイタ...
もうだいじょうぶ...それに、
...はずかしいよ」
「しずくっ。....」
おいおい、そんな...
はずかしいとかいうなよ
なんかこっちまで...
別にやましい気持ちなんてないっての
俺はなんとなく意識してしまって体をしずくから離した。
「カイタ、私、家に戻る。一緒に来てくれる?
ずっといてくれる?」
「言われるまでもないな」
まだドキドキしてる...つか俺ってば不謹慎すぎわろた。
なんなんだろうな、このときめきに似たなんかは
大丈夫だしずく。
これからは俺が守る。
俺は一緒だ
絶対に見捨てない
俺はずっと
君と一緒だ。
「さぁ、しずくんちに帰ろうか。」
俺は自然と笑顔で言った。