金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
黙っていた。


何にも考えないで、


涙だけは止まらなかった。


「そろそろ大丈夫かな?」


「はい...」


何にも考えてなかったら、


頷いてしまったんだ。


「ん」


蓮さんは離れていって、


あたしに布団を掛けてくれた。


「おやすみ」


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