金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
「そう」



それだけ言うと、蓮さんは、


あたしの手首を掴んで、


部屋を出た。


蓮さんの耳が、


ちょっと赤い気がするのは、



きっと、気のせい。



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