金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
架林を抱き上げて、


窓を全部閉めに行く。


きっと全部架林が開けたんだろう、と思いながら。


俺の背中で、


架林が眠っていた。



ちょうど全部屋を回り終わったときに、


千鶴から、電話が来た。


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