金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
「照れてる」


そう言った。


「顔は?」


楓さんはふざけたようにそういう。


「だから...その...あ、ええと」


そうだ。


あたしは携帯を貰ったんだ。


< 564 / 1,236 >

この作品をシェア

pagetop