金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
「いただきまーす」


夜遅いのに、元気そうだった。


「ね、名前は何ていうの?」


そう星さんが聞いた。


「名前なんて呼ばなくたって、弟、って言えば反応しますよ」


「弟さん?」


千鶴さんがそう呼んだ。


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