金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
「あ、まだ...。誕生日の日でいいのかな、って」


「あれ、まだ来てないの?」


「はい...まだ」


「そんなんで、渡せるのかな」


「え...」


楓さんのボソッと言った言葉。


あまり聞き取れなかった。


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