金持ちな彼に愛された貧乏な彼女
あたしは受験を諦めた。


試験までに骨折が治らなかったから。


それと、


骨折して学校を休んでから、


志願書を配られたから、あたしは知らなかった。


誰も、何にも言ってくれなかった。


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