【短篇】素直になれない
用事入ったから無理とか…
「拓也くーん!早くいこ?」
見知らぬ女が拓也の腕に引っ付いて鼻を掠めるようなきつい香水の匂いをぷんぷんさせて拓也を引っ張っていった
「…じゃーな」
そんな言葉を残して
クラスの男女仲良しのグループと遊びにいってしまった
それが用事な訳!?
何あれ…いちゃついちゃって!
しかも普通彼女の前で他の女と腕組む奴がどこにいるんだよー!!!!
わたしだって腕組んだことなんてないのにっ!
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