【完】愛してやる。Ⅰ
「明日が空斗の命日なの。」
「知ってる」
「私暴れなかったでしょ?」
「そう言われてみれば…そうだな。」
流星は不思議そうな顔をした。
「流星がいるからだと思うの。暴れないのも…安心するのも…今、とっても幸せだよ?」
「俺も…幸せ」
彼は優しく微笑んだ。
「明日、空斗のお墓参り一緒に行ってくれる?」
いつもは一人で行ってた。
隼人は一緒に行こーか?って言ってくれてたけど、一人で行かないと落ち着かなかったから。
でも、これもけじめ…
過去に囚われてばかりじゃ駄目だから。
前に進まなきゃいけない。
「知ってる」
「私暴れなかったでしょ?」
「そう言われてみれば…そうだな。」
流星は不思議そうな顔をした。
「流星がいるからだと思うの。暴れないのも…安心するのも…今、とっても幸せだよ?」
「俺も…幸せ」
彼は優しく微笑んだ。
「明日、空斗のお墓参り一緒に行ってくれる?」
いつもは一人で行ってた。
隼人は一緒に行こーか?って言ってくれてたけど、一人で行かないと落ち着かなかったから。
でも、これもけじめ…
過去に囚われてばかりじゃ駄目だから。
前に進まなきゃいけない。