【完】愛してやる。Ⅰ
『バンッ!』

蹴り一発で壊れるなんてメチャメチャ脆いじゃんか。

そして屋上に入りど真ん中で私は仰向けになって寝転んだ。

なんだ眠いな…。

寝よ…。

「空斗…ごめんね…。」

私はその言葉を最後に眠りについた。

夢を見た…。

大好きな空斗と遊んでる夢を…。

幸せな夢なのに…何でこんなにも悲しいのだろう…。

胸が締め付けられるこの感じは何なのだろう。

空斗が私を見ているときの目が冷たいから?

その意味が分かるから?

多分どっちも当たってる…。

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