【完】愛してやる。Ⅰ
「龍也は…俺の兄貴だけど…。」

っへ?

「う、嘘だよね?」

だって…覇王は正統派なところだよ?

なのに何で…?

「五十嵐……龍也は…どこに…いる…の…?」

自分でもかなり震えていたと思う。

「知らねぇー…だけどあいつには近づくな…あいつは…人間じゃねぇー…。」

流星?あんた…兄貴だよ?どうしてそんなに…怒りに震えてるの?

「人間じゃない…そんなの知ってるよ…あいつはイカれてる………ごめんね…お兄さんなのに……。」

< 51 / 212 >

この作品をシェア

pagetop