【完】愛してやる。Ⅰ
←絶対当たり前じゃない。

「瑠羽ちゃん!!!!!!」

着地する前に月夜の声が聞こえた。

『スタ』

着地成功♪

そして私は上を向いた。

「ッフ…私を捕まえれる訳がないわ。」

案の定屋上のフェンスには口をあんぐり開けたお二人さんがいた。

そんな二人を無視して私は歩き出した。




五十嵐 龍也…一年ほど前から行方不明だ。

でもそいつが覇王の総長の兄貴だなんて…

信じるに信じられない。

でもどんなことがあっても絶対に見つけ出してみせる。

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