未タイトル
大樹が部屋に入ってきたとき、驚きすぎて泣きそうになった
いつも私の部屋に勝手に入ってきてはいたけど
大樹の顔を見たら嬉しくなって…
でも、愛華ちゃんのことを嬉しそうに話す姿を見て…切なくなった
聞きたくなくても耳に入ってくる大好きな声を聞きながら
本をパラパラと捲っていると、たまたま目に入った
『俺はお前より彼女が好きなんだ』
男が彼女の目の前で主人公に言ったセリフ
このまま私が想い続けていても、いずれは言われるだろう言葉になんだか怖くなって
気づけば自滅するようなことばかり言っていた
彼女への愛をしっかり聞きときたくて
私のダメなところを聞きときたくて…
最後にケジメをつけたくて…
大樹を部屋から追い出した
このマンガの最後はまだ発売されていない
これがハッピーエンドで終わってもバッドエンドで終わっても
現実じゃないんだから!
だから、大丈夫!
よし!楽しいことを考えよう!
「お母さ~ん♪」
いつも私の部屋に勝手に入ってきてはいたけど
大樹の顔を見たら嬉しくなって…
でも、愛華ちゃんのことを嬉しそうに話す姿を見て…切なくなった
聞きたくなくても耳に入ってくる大好きな声を聞きながら
本をパラパラと捲っていると、たまたま目に入った
『俺はお前より彼女が好きなんだ』
男が彼女の目の前で主人公に言ったセリフ
このまま私が想い続けていても、いずれは言われるだろう言葉になんだか怖くなって
気づけば自滅するようなことばかり言っていた
彼女への愛をしっかり聞きときたくて
私のダメなところを聞きときたくて…
最後にケジメをつけたくて…
大樹を部屋から追い出した
このマンガの最後はまだ発売されていない
これがハッピーエンドで終わってもバッドエンドで終わっても
現実じゃないんだから!
だから、大丈夫!
よし!楽しいことを考えよう!
「お母さ~ん♪」