未タイトル
次の日…


子供だけだと危ないから、と

大樹の親も一緒に遊園地へと向かった



「いっぱい遊ぼうね!紗香ちゃん」



「うん…」


私は素っ気ない態度をとりながらも内心凄くはしゃいでいた



親も一緒だけど、私の中ではデート…だから



「紗香ちゃん、今日のかっこ可愛いね!」



「っ…私はいつも可愛いし!」


ひねくれた言い方をしたけど、褒めて貰えて凄く嬉しい!


そんなこと…思ってたなぁ~



大樹の両親も微笑ましく私達の様子を見ていた




「わぁ~…おっきいね!」



「そうだね…」



小さい頃来たことがあると親から聞いたことはあるけど記憶にない



だから…私の中での初遊園地に感動していた



「ふふっ…紗香ちゃんが嬉しそうで良かった」



「なっ…大樹くんの方が嬉しそうだよ!」



「んー…そうかも!」



なんて他愛ない話をしながら遊園地を満喫した





< 38 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop