エンドロール
第二章
機会と幸運
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あの日から三日経ち、私は家と学校といつも依頼を受けている場所のクラブ“&”や街をグルグルと通っていた。
昼間は学校に行き、夕方に一旦家に帰り、またすぐにクラブに行き、危険性とかお構いなくただ無心に依頼を受けてそれをこなしたり、売ることのできそうな情報を集めたりしている。
そして、帰るのは明け方でそこからまた学校に行く。
そんな生活を繰り返していた。
おかげで、授業は全て眠り、そのたびに先生たちに怒られる。
無理もない。
お忘れかもしれないが、私が通っている学校は一応名門進学校だ。
しかも、周りは受験一色。
そんな中、教室の真ん中で居眠りなんてされたら不愉快極まりないだろう。