空知らぬ雨






部屋に響く鈍い音



それと共に総司がゆっくりと倒れてゆく




そう、私は今、総司をぶった


「ってぇ!!!!!!!!!」



少し遅れで聞こえる声に無視して私は怒鳴りだす



「馬鹿じゃないっ!!!!叶わない恋?叶えようとしないだけじゃ無い!!!!!長州だから何よ!新撰組だから何よ!好きだったら追いかければいいじゃない!毎日毎日、永久さんの事私に飽きるぐらい話してたじゃない!ここで諦めるなんて総司らしくない!!!!!!!!」




そこまで言い終わるとはっと我に返る私



幾松さんも総司も驚いて私を見ている










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