空知らぬ雨
「私、土方さんにお茶を持っていきますね。」
せめて、少しの息抜きでもさせないと
そう思ってたった時だった
「空、出かけるぞ!」
勢い良く開く障子
それを開けたのは...
もちろん
「土方さんっ!」
予想もしなかった人物がの前に立っているから
みんな驚いて土方さんを見ている
「出かけるとはどこにですか?」
少しでも土方さんには休んで貰いたい。
毎日毎日、働いてばかりの土方さん
それを一番近くで見ていた私だからこそ、休んで欲しいと誰よりも思う