空知らぬ雨
「え?」
すると総司を筆頭に
「あー俺もわかった」
「そういう事か。」
「副長らしい」
「土方君も回りくどいやり方をしますね」
「とし、頑張れよ。」
「は?俺わかんねぇんだけど?」
と、平助くん以外の幹部の人は何やら納得をし始める
「てめぇらうるせえぞ!ったく、まぁ、いい。早くそれ着て、裏門に来い。他の男どもに見つかるんじゃねぇぞ。」
土方さんはそう言い終わるとさっさと部屋を出て裏門へと向かった
「?...どういう事?」
まだ、意味のわからない私はとにかく急がないとと思って、自室へと急いだ。
「俺わかんねぇんだけどーーーー!!!!!」
という平助くんの叫び声は私の耳届いていなかった。