空知らぬ雨




私の涙をそっと指ですくい上げるといつも通りの、笑みを浮かべる土方さん







「俺は生きる、かっちゃんの分まで、新選組を守るために」







「はい、私はそれをずっと横で見てますから」














それが言葉が合図だったのかもしれない








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