恋愛☆賞味期限切れ??
駅からマンションまでの道。



ゆっくりとした足どりで2人で歩く。



風が吹くたび、一樹の柔らかな髪がさらさらと揺れる。



笑ってあたしに微笑む顔に思わず見とれてしまいそうになる。



「今日は夕ご飯あたしが作る!」



あたしのハリキリ宣言に、喜んでくれたり、あたしの視線に時々気づいて照れた表情をしてくれる一樹。



そんな一樹がくれるひとつひとつのドキドキにあたしは惹かれているんだって思う。



「かれんの手料理とかマジ楽しみ♪」



「こう見えてもちゃんと自炊してますからぁ」







一樹・・・・・あたしはずっとあなたに出会うために存在していた気がするよ?







好きだもん。こんなにね・・・・・






好きだよね?一樹も同じだよね?
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