魔界女王伝

必要な手紙は取っておいて、あとはゴミ袋に入れた。
恭介は少し悲しかったが、すぐに心を切り替え疲れた。体を癒すためにお風呂を沸かして、恭介の誕生日に古い友人からもらった薬草風呂こりほぐしの湯を入れて全身を温めて疲れをいやした。



風呂から出て、時間はもう深夜三時をすぎていた。「さてと・・・・今日から五日間休みか。さてと、何をしようかな、とりあえず、おもいきり寝よう。」恭介は今日一日に感謝した。布団をひき深い眠りに入る。そしては夢を見た。



その空間は青い色をしており、一点だけ空間が小さく光り輝いていた。



そして、先ほど見た人物が葉巻を吹かしながら恭介を見ていた。



「あなたは先ほどの方ですね？」



「ふむ」と男は言った。「私の名前はルドルフ・シュタイナー。訳あって、君を待っていた。」



恭介は驚愕し感動した。自分が今、過去に実在した伝説の人物が目の前にいる。
魂が震えていた。



「あの、私の名前は？」