恋愛のやり直し方
「え?」


一点を見つめ続けている友田に、急に不安が押し寄せる。




あれ?

そんなに変な下着だったっけ?

それとも、最近気になる横腹の贅肉?





「綾……お前……」



そう言って、胸元に唇を落とす。
ガリっと音がしそうなほど噛みつかれる。



「痛いっ」



思わず噛まれたそこを手で覆う。
すぐに、その手は払われた。






「これは、俺のものになる前だから許すけど。今からお前、俺の女だから。誰にも触れさせるなよ」



怒った口調の友田は、再びそこへ唇を合わせた。




なに?

なに?





記憶を巡らせる







「………あ」
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