不思議な“キツネ”ちゃん
灰色トーンの私の部屋は落ち着く。
奥にあるレースたっぷりの、
ふわふわなベッドに寝転びながら
さっきの彼女の事を考える。
まあー、
アイツらが気に入りそうな子だな。
アイツらと会った事も話した事も
ないけど何と無く分かる。
単純な脳ミソだから、かな?
まあ、アイツらが私と会わない内に
彼女を紹介しよーかなー。
て、言うと。
アイツらのために、
動いてるみたいだけど。
本音を言うと、
彼女はメンドクサそうだから。
だから、
アイツらに押し付ける。
ってなだけなんだよねー。
キツネの私は知らない人に懐かない。
それにめんどくさいの嫌いだし。
明日から行動しますかねー。