不思議な“キツネ”ちゃん

灰色トーンの私の部屋は落ち着く。

奥にあるレースたっぷりの、
ふわふわなベッドに寝転びながら

さっきの彼女の事を考える。


まあー、
アイツらが気に入りそうな子だな。

アイツらと会った事も話した事も
ないけど何と無く分かる。

単純な脳ミソだから、かな?


まあ、アイツらが私と会わない内に

彼女を紹介しよーかなー。



て、言うと。

アイツらのために、
動いてるみたいだけど。



本音を言うと、
彼女はメンドクサそうだから。


だから、

アイツらに押し付ける。

ってなだけなんだよねー。



キツネの私は知らない人に懐かない。
それにめんどくさいの嫌いだし。


明日から行動しますかねー。

< 19 / 163 >

この作品をシェア

pagetop