不思議な“キツネ”ちゃん

鹿野朱里《サイド》


彼らと友達になってから1ヶ月がたった。


シンヤ君とも仲良くなって。


キツネちゃんとお喋りしたり。


クラスの人ともすこし話せるようになったし。





でもそのためか。


毎回放課後に図書室に呼ばれるのは。





「俺と付き合ってください!」


今みたいに。

< 50 / 163 >

この作品をシェア

pagetop