プリンスの気まぐれ
私の迎えの車は断り、
瑛仁に連れられて瑛仁の迎えの車に同乗し、向かった先はもちろん御所。
瑛仁の行ける場所などここぐらいしかないのだから。
瑛仁に連れられ、御所に入ると
瑛仁の母、皇后美香子様がいらっしゃった。
お会いするのは久しぶりだ。
「貴美子ちゃん、いらっしゃい。お久しぶりね。瑛仁がご迷惑をおかけしてごめんなさいね。」
「美香子様、お久しぶりです。お邪魔しております。
いえ、こちらこそたびたびお邪魔してしまって申し訳ありません。」
とご挨拶していると、
姉の侑子が出てきた。
うちのクラスはHRが長いし、瑛仁との攻防戦があったのだから、侑子の方が先に帰っているのはわかっていた。ちょうど着替え終わったところだったのだろう。
「瑛仁、私が貴美子と話しているから貴方は着替えてきなさい。」
と侑子は言った。
瑛仁は渋々といった様子で頷き、
自分の部屋の方へ向かって行った。
「貴美子、とりあえずお茶しましょう。」
「ええ。」
瑛仁に連れられて瑛仁の迎えの車に同乗し、向かった先はもちろん御所。
瑛仁の行ける場所などここぐらいしかないのだから。
瑛仁に連れられ、御所に入ると
瑛仁の母、皇后美香子様がいらっしゃった。
お会いするのは久しぶりだ。
「貴美子ちゃん、いらっしゃい。お久しぶりね。瑛仁がご迷惑をおかけしてごめんなさいね。」
「美香子様、お久しぶりです。お邪魔しております。
いえ、こちらこそたびたびお邪魔してしまって申し訳ありません。」
とご挨拶していると、
姉の侑子が出てきた。
うちのクラスはHRが長いし、瑛仁との攻防戦があったのだから、侑子の方が先に帰っているのはわかっていた。ちょうど着替え終わったところだったのだろう。
「瑛仁、私が貴美子と話しているから貴方は着替えてきなさい。」
と侑子は言った。
瑛仁は渋々といった様子で頷き、
自分の部屋の方へ向かって行った。
「貴美子、とりあえずお茶しましょう。」
「ええ。」