実は彼、ユーレイでして。
雫と唯について。

最後にこのふたりについてちょびっとだけ書こうと思います。

雫は、中3の見た目という設定で、やや幼い見た目、成長途中くらいの体格、というイメージです。ただ、死んで26年経ってる設定なので、一応実年齢は41歳です(笑)。


ただ、やっぱり作中ではなるべく明るい、能天気な少年の雰囲気が出るように、書いたつもりではあります。空中を昼寝しながら移動したり、机をぴょんぴょん飛び移ったり、ご飯抜きの脅しにガチであせったり。



でも、芯はしっかり通ってて、唯のことを一番に考えていて。そんな真っ直ぐな少年になるように、祈りながら書きました。




他方、唯はさばさばしていて、結構ヘソ曲がりなヤツです。実は寂しがり屋で、泣き虫。それを隠すように、強がる。



でも、結構理解力はあって、色んなことや、ヒトの気持ちや事情を考えてあげられる、優しい女の子。作中では理解力がないとかおバカさんとか書いてますが、まァ、誤植みたいなもんです。




そんなふたりのやりとりを書くのが、執筆中では一番楽しかったです。




りょー自身は結構ニヤニヤしながらふたりの掛け合いを書いてるんですが、果たして皆さまとのツボが同調(シンクロ)しているのか…。





ふたりはまた会えるんですかね?
それはりょーにも分かりませんが、仮にまた出会えたとしても、その時のふたりの関係は、この作中とはまた違ったモノになってるかもしれませんね。





ちなみに、最後のother sideは雫の前日譚です。守護霊バイトに嫌気が差してる雫は、ちょっとやさぐれてます(笑)。
< 56 / 57 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop